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行政書士試験の記述式問題(合計60点)で、こんな経験はありませんか?
「択一式では正解できる知識があるのに、記述式になると何を書けばいいか分からない…」
「時間をかけて答案を書いたのに、採点してみると部分点すらもらえていない…」
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実は、記述式には「知識の有無」だけでなく、「知識を点数に繋げる技術」という二重の壁が存在します。多くの受験生が、この「技術」の部分でつまずいているのです。
本記事では、独学では気づきにくい採点者の論理を理解し、知識を確実に点数に変えるための「キーワード抽出と答案構成」の5ステップテクニックを徹底解説します。このテクニックをマスターすれば、60点満点中30点程度を安定して確保できるようになります。
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記述式で部分点を確実に取るためには、答案に「法律上の要件」「法律上の効果」「正確な主体・客体」という3つの要素を過不足なく盛り込み、それらが論理的に繋がっていることが不可欠です。
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要素@:要件(理由)
要素A:効果(結論)
要素B:主体・客体
採点の鉄則:法律上の「要件」と「効果」のキーワードが正確に記述されていれば、文法が多少崩れていても大幅な減点にはなりません。この2要素を絶対に外さないことが、高得点の前提となります。
ここからは、実際の試験で使える具体的なテクニックを5つのステップで解説します。このステップを繰り返し練習することで、どんな問題でも安定して得点できる力が身につきます。
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まず、問題文の事案を読み解き、以下の2点を特定します。
このステップで問題の全体像を把握することが、的確な答案作成の出発点となります。
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特定した論点に基づいて、解答に必要な「条文上の核となる用語」を記憶から引き出します。
訓練例(民法):
論点が「契約解除」であれば、キーワードは「債務不履行」「帰責事由」「催告」「解除権」となります。
訓練例(行政法):
論点が「取消訴訟」であれば、キーワードは「処分性」「原告適格」「出訴期間」となります。
テクニック
知識の引き出しが困難な場合、択一式問題集でその論点を探し、正解の根拠となった条文用語に意識的にアンダーラインを引く訓練を積むと、このステップが早くなります。
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抽出したキーワードを、「主語と述語」が成立するように論理的に並べ替えます。この段階では、字数オーバーを気にせず、必要な情報が過不足なく入っているかを確認します。
骨子構成の例(行政法):
「取消訴訟の原告適格があるため、出訴期間内に取消訴訟を提起できる。」
骨子のチェックポイント:
この骨子には、要件(原告適格、出訴期間)と効果(提起できる)が入っているため、採点基準を満たす準備ができています。
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構成した骨子を、40字前後の解答欄に収まるように、「法律用語以外」の無駄な言葉を徹底的に削り、置き換えます。
NG文章(言葉の無駄):
「債務不履行が成立した場合には、債権者が解除をすることができます。」(33字)
OK文章(簡潔に整形):
「債務不履行にあたり、債権者は契約を解除することができる。」(25字)
このように、法律用語を残しながら無駄な表現を削ることで、採点者に伝わりやすい簡潔な答案になります。
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答案作成後、以下の3点を確認し、減点リスクを最小限に抑えます。
記述式で高得点を取るためには、単なる暗記ではなく、「現場で使える応用力」が必要です。独学では習得が難しいこの技術を、伊藤塾のカリキュラムは効率的に身につけられるよう設計されています。
伊藤塾の講義では、択一知識を教える段階から、「この条文は記述でこのように問われる」という出題形式を意識したインプットを行います。特に、論点と要件を対応させたインプットは、ステップ2のキーワード抽出を圧倒的に効率化します。
記述式の問題集や模試では、プロが作成した緻密な模範解答と、採点者がどこを減点するかを解説した詳細な解説講義を利用します。
この解説講義を通じて、「なぜ自分の答案では点数が取れないのか」という論理のズレを自己分析し、得点できる答案の型を確立することができます。
記述式は、民法と行政法の知識を連動させて問われることもあります。伊藤塾の記述式予想問題などを活用し、重要論点(特に民法の債権法)に特化した、網羅的な訓練を積むことが可能です。
記述式問題は、キーワード抽出と答案構成という技術で、他の受験生と大きく差がつく分野です。
本記事で紹介した5ステップを繰り返し練習し、「知識を点数に繋げる技術」を磨くことで、60点満点中最低でも30点を確保できるようになります。
独学では気づきにくい採点者の視点を理解し、確実に得点できる答案作成力を身につけましょう。記述式は決して「才能」ではなく、「訓練可能な技術」なのです。