私が行政書士として独立開業して5年が経ちました。
今では波はあるものの、だいたい月商100万円を超える程度にまで成長できました。
しかし、独立開業直後は不安でいっぱいでした。
そして、開業して最初の1年は、ほとんど食えない状況でした。
1年目に稼げなかった原因はいろいろあるのですが、根本的な原因は実務の知識不足です。
「実務の知識は仕事をとってきてから手引書や専門書で調べれば十分」というネット上の言葉を安易に信じてしまい、ほとんど知識がない状態で事務所を開業しました。
しかし、現実は厳しいものでした。
知識がない状態では自信を持って営業もできません。
交流会や無料相談会などに参加させてただく機会もたくさんあったのですが、他の士業の先生方と対等にお話しすることもできません。
相談会に来られたお客様とは、怖くて何も話せません。
自信がなかったんだ・・・
各業務の専門書を買い込んで読み始めたのですが、私にとっては難解で、読んでも読んでも頭に入ってきません。要点をつかむことすらできなかったのです。
専門書を読みながらホームページも作りましたが、薄っぺらい記事しかかけず、まったくアクセスも集まりません。本を読んでも結局理解できていないので、自分の言葉で記事を書くことすらできないのです。
だから、対面の時も言葉で説明することなんてできません。薄っぺらい話で終わってしまいます。
本当に情けない気持ちでいっぱいでした。
当然ですが、仕事もほとんどない状況が1年間続きました。
さすがにこのままではまずいと思った私は、以前から評判を聞いていた「伊藤塾の行政書士実務講座」を受講することにしました。
結果的にこの決断が大きな転機となりました。
講座を受講することで、本ではつかめなかった各業務のポイントが見えてきたのです。
やっぱり難しいことは人の言葉で説明してもらった方がわかりやすい。
本と違って映像で視覚的に手続きの流れがイメージできるので、直感的に理解しやすい。
なんだ、最初から受けておけばよかった・・・
評判が良いことは知っていたのですが、やはり受講料もそれなりにかかるので躊躇していたのです。
でも、その結果、ほぼ1年を棒に振ることになってしまいました。
「開業前にちゃんと受けておけばどんなに良かっただろう・・・」と後悔しましたね。
でも、講座を受講してからは、気持ちが前向きになりました。
そして、講座を受けた後で各専門書を読むと、以前よりも理解できるようになったのです。
これならなんとか営業できる!
そこから、サイト記事をコツコツと更新できるようになり、また、対面でも以前よりは話せるようになってきました。
そして、少しずつですが、仕事が増えていきました。
今回は、私の転機となった「伊藤塾の行政書士実務講座」について、実際に受講した経験から、その効果を包み隠さずお伝えしていきます。
行政書士として独立開業を成功させたいと考えている方には、伊藤塾の実務講座を受講することをおすすめします。その理由は3つあります。
@実務に特化した実践的カリキュラムム
まずは、実務に特化した実践的なカリキュラムが用意されていること。実際の書類作成から申請の流れまで、現役の行政書士による直接指導があるので、試験の知識だけではわからない実務スキルがしっかりと身につきます。伊藤塾の講師の質は高いという前評判を聞いていましたが、評判通りの非常に質の高い講義でした。少なくとも私の場合は独学で専門書を読み込む勉強では絶対に身につかないスキルを得ることができました。
Aサポート体制とネットワーク構築
次に、受講生のための手厚いサポート体制が整っていることです。個別の質問対応、開業後のフォローアップまで、きめ細かなサポートが受けられます。ネットワーク構築の支援もあり、同期との情報交換や他士業との連携が期待できます。私自身も、伊藤塾の同窓会(i.total、秋桜会)で繋がった人脈が財産となっています。今でも利益を生み続ける財産を手に入れたのです。
B開業後の収益化までをトータルサポート
そして3点目が、実際の収益化までをトータルサポートしてくれることです。マーケティング戦略、業務効率化など、開業後の経営面での課題にも丁寧に取り組んでくれます。多くの受講生が短期間で事務所経営を軌道に乗せていることがその証拠です。
スキルだけじゃなく人脈も育つ!マーケティングの力もつく!
皆さんお解りだと思いますが、行政書士試験の内容と実務の内容は一致しません。各業務の手続き、根拠法令は合格後に新たに学ばなければいけません。そして、マーケティングも一から学ばなければいけません。要は、合格者といえども、実務家としては全くの素人なのです。
だから、開業した後、実務の現場、経営の場面でさまざまな壁に直面します。実務経験の不足、顧客獲得の難しさ、収益化の課題、ネットワークの乏しさなど、初心者にはハードルが高すぎるのが実情です。
しかし、伊藤塾の実務講座では、これらの壁を一つ一つ丁寧にクリアできるよう設計されています。カリキュラムも段階的に組まれており、無理なく実力が身につきます。
実際に受講した私の率直な感想としては、本当に満足度の高い講座だった、ということです。特に現役の行政書士による生の指導は、非常に参考になりました。同期との情報共有も財産になりましたし、マーケティングのノウハウなど、最新のスキルが身につきました。
そのおかげで、私は廃業の危機から脱することができたのです。
この講座との出会いが行政書士≠ニしての私を救ってくれたと言っても過言ではありません。
危ういところで助かった・・・
受講料については気になる方がいるかもしれません。約27万円。
開業準備で出費が多い中、27万円はやはり躊躇してしまう金額だと思います。
しかし、開業後の収益アップを考えれば、これは「コスト」ではなく「投資」だと捉えるべきです。講座を受講しなかった場合、実務経験不足による失敗や、非効率な業務による機会損失など、かえって大きな代償を払うことになりかねません。
既にお話ししましたように、私の場合は1年を棒に振ってしまいました。
受講代金なんて、例えば建設業許可の仕事を二つ取れば十分に回収できます。おつりが来ます。
しかし、1年を棒に振ったことによる逸失利益は桁が違います。本当に大損したなと、今では反省しています。
専門書だけでスラスラと理解できる人はともかく、私のように実務の知識に自信が持てない人は、最初に伊藤塾の実務講座を受けて、基本知識を身に着けた状態で事務所を開業されることを強くお勧めします。